波乱の一時帰国

一時帰国

2022-2023の年末年始で日本へ一時帰国をしました!

日本での年末年始自体は楽しく過ごせたのですが、帰国するまでが波乱すぎたのでこちらに記録しておきます。

すべてはここから始まった~出発日前日~

この航空券は2022/9頃に取っていて、ちょくちょくステータスも確認していました。

出発日の前々日にもアプリを確認して、フライトが予定通りであることを確認。

オンラインチェックインは出発前日からだったので、その日はいったんアプリを閉じました。

そして出発日前日。

オンラインチェックインをしようとアプリを開いたら、なんと1便目がキャンセルに・・・

(住んでいる地域から日本直行便がないので、米国内で乗り換えの予定でした)

なにに驚いたかというと、まったく通知がなかったこと!

メールにも、アプリにもどんなにリフレッシュしてもキャンセル通知は来ていませんでした。

仕方なく経由地を変更して、出発時間も飛行時間も数時間伸びてしまいましたがなんとか前日に代替便の確保が完了しました・・・。

悪夢のスタート~出発当日ボーディング~

早朝3時起きで空港へ向かい、無事国際線乗り継ぎのための経由地までは到着しました!

余裕をもって国際線が出発するゲートで待機開始。

ただボーディング時間を過ぎてもボーディングが始まらない・・・

多少の遅延はよくあることなので、引き続きゲートで待機するも一向にボーディングが始まらず・・・

ようやく地上職員からアナウンスがあり、「機内食の搭載が遅れています」とのこと。

「まあそれくらいなら少し待てばボーディング始まるか」とこの時は思っていました。

ただ、なぜか時間ばかり過ぎて、ボーディングどころか出発時間すら超えていき

次は「ブランケットとピローの搭載も遅延しています」とのこと。

「ん、この飛行機はどれだけ準備ができていないんだ?」と思いながらも、地上職員の言葉を信じて待ちます。

遅延が長引いているからか、ゲートでお菓子と飲み物の配布が始まりました。

3つ目のアナウンスは「機内の貨物室のドアが故障して修理中です」とのこと。

このあたりで、このアナウンスは本当なのか?ちゃんと飛ぶのか?と疑心暗鬼になり始めます。

この時点で2-3時間ほど遅延していましたが、ようやくボーディング開始。やっと飛行機に乗ります。

続く悪夢~出発当日飛行機に着席後~

ただ飛行機で着席してからも出発する気配がなく

次は機内アナウンスで「機内に荷物を運ぶベルトコンベアが故障して修理中です」とのこと。

ちなみにここまで4つのアナウンスがありましたが、どのアナウンスの時も

30分ほどで完了しますなど、守られない目安時間を伝えられています。

再び機内アナウンスで「修理中のベルトコンベアが直らず、手動で荷物を機内に積んでいる、ベルトコンベアが動かないため飛行機にくっついた状態で離すこともできず、これが外せるまで飛行機は離陸できない」と言われました。

この時飛行機に乗って2時間ほど経過しており、機内では水が配られ始めました。

そしてついに最後の機内アナウンス「荷物は積み終わり、ベルトコンベアはようやく飛行機から外せたが、パイロットの勤務時間上限が来たため今日は飛びません」

「おーーそうきたか!」と思いました。「もはや上限を待っていたのかな?」とすら思いました。

まだ続く悪夢~出発当日飛行機から降ろされる~

本来の出発時間の6時間後、窮屈な飛行機に閉じ込められ約3時間後、飛行機から降ろされました。

降りる前に、降りてもゲート付近にとどまるように言われたため、そのつもりで降りたところ

すでにゲートのカウンターには大行列ができていました。

満席の飛行機に乗っていた何百人というほぼすべての乗客が、地上職員2人しかいないカウンターに並んでいるという状態です。

当然ゲートなど全く見えないほど遠くに最後尾はあり、もしゲートで何かアナウンスがされていても全く聞こえない状態です。

列に並んで2時間ほどたった時、ミールバウチャー(空港内で使える食事券)$30がメールで届きます。

続いてようやく順番が来るというところで、今度はホテル手配についてのメールが届きます。

ひとまずホテルがなくなっては困るので、スマホ上でホテルの確保を済ませ

並び始めて約3時間後、ようやく順番が来ました。

明日振替便がでること、機内預入荷物は返ってこないこと等を伝えられ、終わったころには空港内のレストランが閉まる直前の時間になっていました。

昼のフライトの予定だったので、昼も夜も食べておらず、急いで空港内で食事を済ませ、その日は空港近くのホテルで一泊しました。

出発予定日の翌日~ボーディング~

振替便は当初の便より2時間ほど遅い14:30頃出発でした。

余裕をもってゲートに到着し、この日は少し遅れながらもボーディングしました。

ただ、また飛行機に乗ってから動く気配がありません。

アナウンスでは「半分のトイレが流れないので、システムを再起動して直そうとしている。30分くらいで終わる見込み」とのこと。

ただ、前日の件があったのでこの時点で内心「また飛ばないかな」と思い始めます。

1時間ほど待っても追加のアナウンスがなく、再び機内で水が配られ始めます。

「もう飛ばないなら飛ばないで早く飛行機から降ろしてくれ」というのが内心でした。

数時間機内で待った挙句「メンテナンスが入って修理する必要があり、そのためにすべての乗客は荷物とともに降りてもらう必要がある」とアナウンスがありました。

この時点では、フライトが飛ぶのかキャンセルなのか知らされませんでしたが

荷物をもって降りろという時点でこれはもう飛ばないな、と確信していました。

出発予定日の翌日~飛行機から降ろされる~

飛行機から降りた時には、再びゲートのカウンターに行列ができていました。

前日に3時間並んでいたので、今回は並ぶだけ時間の無駄だと思い、ゲートの椅子で座って待機することにしました。

そうこうしているうちにミールバウチャーが再び$30分メールで届きます。

ただ、ホテル手配のメール手配は届かず、引き続きゲートで待っていたところ

地上職員からアナウンスがあり

「フライトはキャンセルになりました。選択肢は3つで、①出発地に戻る ②返金 ③次に空きのある日本便を待つ(このあと数日は全部満席なのでいつになるかはわからない)です」とのこと。

これには乗客もびっくりで、「Are you kidding?」「Boooo」と非難の嵐でした。

ゲートには警察が3人用意され、声を荒げる人には止めに入っていました。

ただし、この選択肢のいずれの場合も、どう手続きすればよいのかは示されず。

約2週間帰国予定で様々な予定や予約があったため、日本へ帰る以外の選択肢はありませんでした。

出発予定日の翌日~振替便探しの旅スタート~

カウンターは引き続き行列だったため、コールセンターに電話をしてみました。

ところがなんと2時間待ち。次にチャットを試したところ80分待ち。

途方に暮れながら、ステータス会員には専用電話番号があることを知っていたので

ステータス会員の知り合いに依頼して、早めに電話がつながらないか試してもらうことにしました。

さすがステータス会員、早々に電話が繋がり、代わりの日本便がないか探してもらうことにしました。

この時時間は19時半頃。今日中にどこか別の空港に移動する可能性もあるとのことで、ゲートから出て荷物を受け取り、再びチェックインカウンターに行くことにしました。

ただ、時間的にその日中の移動は難しそうだという結論になり、ステータス会員の手にかかっても代替便は見つからず、ホテルの手配もされず、空港で難民状態になりました。

ただ、チェックインカウンターにカスタマーサービスカウンターのようなものが用意されていたのでダメもとでその列に並び始めました。

ゲートのカウンター同様、1人1人フライトを探すので1人あたり40分くらいかかったりします。

ようやく順番が来て、事情を説明し、職員とともにフライトを探して1時間ほど経過し

奇跡的に翌日の早朝で米国内移動をし、そこから日本便に乗るフライトを用意してもらえました。

このとき時間は22時半頃でした。翌日の便は朝の7時。

ホテル滞在時間は3時間、睡眠時間は1時間半で翌日を迎えました。

日本帰国を試みて3日目~やっと帰国~

国内線→国際線の乗り継ぎが40分だったのですが、同じ乗り継ぎの人が数名いたこともあり

無事間に合い、国際線は再び遅れたものの、クリスマスイブもクリスマスも逃したものの

何とか3日目にして日本へ帰国できました。本当に本当に長かった。

おわりに

このような経験はデルタ航空によってもたらされたのですが

残念ながらアメリカに住んでいる限りは、今後もデルタ航空を使うことになると思います。

今後は期待値-50くらいをベースに、できる限りナショナルホリデーを避けながら使用していこうと思います。

そして最低限の着替えは手荷物で持ち運ぶことも忘れずに。

長くなりましたがお読みいただきありがとうございました!

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